ひとり暮らしの防災バッグ/厳選したリュックの中身

いつかのまさかに備えて常備している防災グッズは、いろんなことを考えてしまって、どんどん荷物が増えてしまいがち。
なるべく身軽にパッと持ち出して、サッと逃げられるように準備しておきたい。

試行錯誤中ではありますが、今の防災バッグの中身をご紹介します。

防災バッグの中身

すべて並べるとこんな感じ☟

こう見ると圧巻ですね。
個人的にはもう少し内容を整理したいとも思っているのですが、どれも大切に思えてとりあえず今はこのままにしています。

ひとり暮らしをはじめてすぐのときは、どういう防災グッズをそろえたらいいのか全く分からず、調べてもいろいろな意見が出てくるためさらにわからなくなり、とりあえず1人用の防災セットを購入しました☟


このセットを自分なりに足し引きしながら今の状態に。
それぞれのカテゴリーごとに透明のジップ袋にまとめて入れています。
なにより見えやすいし、大雨の避難時も中身が濡れづらいと思うのでおすすめ◎
いざというときにどのポケットやポーチに何を入れたかわからないと、それだけで少しストレスに感じるような気がするのです。
ただでさえストレスを感じやすい緊急時ですから、避難所生活を強いられることになってもなるべくストレスなく快適に過ごせるような工夫が必要だと思います。

リュックはカリマーのもの(Karrimor eclipse 27)☟


大学時代に父親が購入してくれたもので、二泊三日くらいまでの旅行ならこれでじゅうぶん。
PC用の内ポケットもついているので、通勤時にも使えます。
防災セットを購入した時にリュックもついてきたのですが、収納が少なくて使いにくかったり、デザインがあまり好みじゃなかったり…。
頻度はそこまで多くはないけれど、旅行など普段使いするリュックであれば、使うときについでに防災グッズの見直しもできる
透明なジップ袋にまとめておけば、簡単に賞味期限や不要なものがないかも再確認できて、リュックに入れっぱなしになることがないのでむしろ良いような気がしています。
なるべく専用のものを減らせば、収納スペースも確保できますからね。

次はジップ袋にまとめているものなどをなんとなくのカテゴリーに分けてご紹介していきます。

まずは大事なお水。

  • ウォータータンク
  • 水(500ml×4本)

お水があるかないかで生存率が変わるとも言われているので、たくさんあって損はないと思うのですが、持ち運び用の場合はやっぱり必要最低限に。
防災セットについてきた災害用の5年保存できるお水ですが、ローリングストックとして保管していればそこまで賞味期限を気にしなくて済むので、買い替えるときは普通のお水でもいいかな、とも思っています。
同じ水なのに何が違うんですかね。
給水ができるようになったら、お水の確保に困らないように給水タンクも必要。
バケツとかポリタンクなどもありますが、非常時に持ち出すには折りたたみが便利◎
持ち運び用とは別に、おうちの収納場所には他にもお水を箱買いしてストックしてあります。

救急セット

こちらも厳選された救急セット。

  • ガーゼ類
  • 綿棒
  • はさみ、爪切り、爪やすり、ピンセット
  • 冷えピタ
  • 常備薬
  • ワンタッチ包帯、サージカルテープ
  • ハイドロコイド

ガーゼや包帯、テープはもちろん急な怪我用。
包帯やテープはなにかをまとめるときなんかにも使えるかと思っています。(何をまとめるかは謎)
包帯は無印良品で購入したテープ不要なタイプ。

その中でも特におすすめなものが「ハイドロコロイド」。
聞きなれない名前ですが、いわるゆキズパワーパッドです。
キズパワーパッドだどいろんな大きさの種類を買わなければならないけれど、こちらはこれ1つあれば好きなサイズにカットして使えます
あまり薬局で売っていないのでネッでまとめて購入しておくといいかもしれません☟


常備薬は胃薬や鎮痛剤、喘息に対するもの。
喘息は大人になってから発作は出ていないのだけれど、環境が変わったりしたときに急に出てきたら怖いので念のため常備しています。

熱さまシートは夏の暑さ対策にもなるかと思って一応入れています。

衛生管理品

万が一そのまま避難所での生活がはじまってしまったときに気になることは衛生面。

  • 洗濯パック
  • ドライシャンプー、ウェット手袋
  • 歯ブラシ
  • ウェットティッシュ
  • ボディタオル

水なしでシャンプーやボディを洗えるものを用意。
ウェット手袋は防災セットに入っていたのでとりあえず入れていますが、productのドライシャンプーさえあれば良いような気もしています。


水がなくてもすっきり爽快感が得られますよ。

洗濯パックも防災セットを購入したときについてきたから入れているのですが、私の場合着替えを入れていないので必要ないかもしれませんね…。
最初は上下セットを入れていたのですが、かさばるし、家が倒壊や浸水していなければ取りに行くこともできるんじゃないかと思って抜きました。
下着だけでも入れておくべきか悩んでいるところ。
結局あれもこれもと考えてしまうんですよね~。

トイレ用品

どうにも我慢できないものはトイレ。

  • トイレットペーパー
  • 生理用品(袋の中)
  • ポータブルトイレ
  • ウォシュレット
  • 目隠しポンチョ
  • 凝固剤

トイレットペーパーはティッシュ代わりにも使えます。
生理用品は下着が洗えないときにも使うことで、衛生管理もできるんじゃないかと思って入れています。
購入した状態のままいれてあるので、この2つが結構かさばるんですよね…。

ウォシュレットもあまり必要性は感じていないのですが、かさばらないし、シャワーとしても使えるかと思って入れたままにしてあります。(どこでシャワーするねん)
トイレに行くときに見えないようなポンチョや凝固剤などは必須。
たとえ非難が短時間であったとしても、トイレに行きたくなったらどうしようもないですからね。
生理現象なので抑えることはできません。

その他①

やっぱりあった方がいいものたち。

  • マスク
  • タオル、ガーゼハンカチ
  • カイロ、アルミブランケット
  • サンホワイト
  • アルコール消毒
  • ヘアゴム、ヘアピン

マスクはコロナ禍では必須。
のどの乾燥対策や感染予防、すっぴん隠しなどなど。
いろいろな用途で必要な気がするので多めに入れてあります。
アルコール消毒も感染対策兼衛生管理といったところでしょうか。
すぐに手を洗えない状況だと思うので、気になるときに使えると精神的にも安心かなと思います。

大きめのタオルやガーゼハンカチは暖をとったり、傷を保護する役割も担える。
寒い時期は防寒対策も必要なので、必要最低限のカイロと暖かいアルミブランケットもしのばせてあります。

私的に必須なものはサンホワイト
スキンケアもこれ1つだし、全身に使えるので肌の乾燥対策にはもってこい。
もちろんハンドクリームとして使えます◎
傷口にも濡れるので1つで何役もこなしてくれる優秀アイテムです。
家にはボトルでストックしてあるのですが、持ち運びはチューブタイプがおすすめ☟


2個セットがお買い得です◎

ヘアゴムとヘアピンは髪をショートにしたので必要性は低いのですが、なにかをまとめるときに使えるかなと思って。(だからなにをまとめるんだ)

その他②

こちらもカテゴリー分類しづらいけれど必要なものたち☟

  • 財布
  • 軍手
  • スリッパ
  • エアーマット
  • ラジオ(電池、コード、説明書)

今は少なくなってしまった公衆電話ですが、災害時に使う可能性はあるので財布の中身は小銭を多めに入れてあります。
あとは保険証などのコピーも一緒に。

軍手は作業をするときや寒さ対策にも使えるかと思って、無印良品の長めの軍手を購入しました。
スリッパは避難所で使う用。
冬の場合は特に床から冷えるし、家屋内でも落下物などで足を怪我する可能性もあるため、あった方が良いとも言われているみたい。
折りたたみ式なので緊急時以外にも必要な時はここから取り出して使っています。

そして、避難所と言えど睡眠は大切。
体力を回復するためにもしっかり休む必要があります。
床で寝るよりもエアーマッの方がよく眠れるだろうと思っているのですが、実際使ったことはないのでわかりません←
ただ、我が家には宿泊客用の布団類がないので、その場合にも活躍してくれるのではないかと思って残してあります。
まだ出番はないのですが、使ってもらったときに感想を聞いてみようかと思います。(他人で実験するスタイル。笑)
ないよりあった方が良いかなって感じですかね。

そして情報収集で重要なラジオ。
ラジオでいち早く情報が得られる方が精神的な負担は減るように思います。
電源から充電もできて、電池も使えて、手回しでも充電ができるタイプ。
使い方がわからないと困るので説明書も一緒に収納しています。

食料を入れるのはやめた

非常食も最初は入れていたのですが、今はやめて水だけにしました。
キッチンにはレトルト食品や缶詰、乾物(ドライフルーツやナッツなど)をローリングストックとしてまとめて常備しています。
玄関に近い場所に置いてあるので、いざというときはそれを抱えて飛び出そうかと。笑
お水もそうですが、数日すれば支援物資が届くなんていう話も聞くし、家が倒壊や浸水さえしていなければ数日で戻れたりもするので、そこまで重点的に入れておくものでもないかな、と。
ナッツやドライフルーツだけ持っていけたらそれで良いような気もしていたり。
それかカロリーメイトなどの日持ちする栄養補助食品を入れておくか。
ここはまだ悩んでいるところでもありますが、今すぐなにかを変える予定もないですかね~。

自分に必要なものを見直す

防災グッズについて調べるといろいろな違う情報が出てきて、どれがいいのやらわからなくなりますが、結局は「自分は何を優先するのか」を考えることが大切だと思います。
ないと困るもの、身軽さを重視したい、など優先順位は人それぞれ。

ただ、防災バッグを用意したからと言ってそのままにせず、定期的に中身の見直しと使用期限の確認をすることが大切です。
時間をおいてから確認してみると、「これなんで入れたんだろう?」と思うようなものが出てきたり、価値観の変化があるかもしれませんからね。
私はもう少し量を減らしたいと思っているので、衛生管理用品などは使用期限が来たタイミングで少しずつ減らしていこうかな、とも思っています。

いつやってくるかわからないけれど、いつかはやってくる災害。
備えあれば憂いなし。
面倒くさく思いがちだけれど、自分にとっての優先順位を考えることで、自分にとって必要だと思っていたものが、実はなくても困らないものであったりと新たな自分を発見できるきっかけにもなるかもしれません。
身軽に避難できることを重視して、必要最低限の量にとどめていく作業は、お部屋の整理や断捨離にも通づるものがあります。
いろいろな情報を比較して、楽しみながら自分だけの防災バッグを作ることをおすすめします🌷

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