急須もコーヒーフィルターもいらない/優秀な道具

ここ数年で少しずつ断捨離を進めてきてわかったことは、1つの道具で何役も担ってくれる優秀な道具が世の中にはあふれているということ。
ただその優秀さに気づかずに、専用の道具をそろえてしまって、ポテンシャルを発揮できずにいる道具が数多くあるように感じます。

以前はスキレットの蓋が意外と使い勝手が良かったことをお話ししましたが、今回は最近見つけた優秀な道具をご紹介したいと思います。

金網つじの茶こし

今回ご紹介する何役もこなしてくれる優秀な道具は金網つじの茶こし☟


金網つじはその名の通り金網を使った道具を1つ1つ手作りしている伝統ある京都のお店です。
銅でつくられているので丈夫で経年変化を楽しみながら長く使い続けられるところも最大の魅力◎

茶こしとして

まずは茶こしの名の通り、茶こしとして使えます。

こんな感じで茶葉を茶こしにいれてお湯を注ぐだけでおいしいお茶が入れられます。
これさえあれば急須は必要なし。
道具はこれ1つでじゅうぶんです。

コーヒーフィルターとして

この茶こし、とっても目が細かいので粉末コーヒーを淹れることもできちゃいます。

最近コーヒーを飲めるようになったはいいもの、コーヒー道具を揃えるとなると結構大変。
出費もかさむし、それほどコーヒーに詳しくもないし…。
かと言ってコーヒーフィルターを毎回購入するのもエコではないし…。
そんなことを考えているときにこの茶こしを見て、「目が細かいからフィルターとしても使えるんじゃ?」と思い至ったわけです。
結果ばっちり使えました👌
粉末が流れ落ちることもなく、しっかりドリップすることができました。
おそらくコーヒー上級者になると物足りなくなったり、専用フィルターとなにか違いがあるのかもしれませんが、私にはこれでじゅうぶん。
いろいろ揃える必要がなくなって、代用できる方が今の私には心地いい。
コーヒー初心者のうちはこれで過ごそうと思っています。

最近はおいしいコーヒーに合うものはなにか考えながらおやつを作ることが楽しみ。

ふるいとして

飲み物だけではなくて、お菓子の粉類のふるいとしても使えます。
小麦粉を使ってお菓子作りをしていたときは、粉類を大きいふるいにかけなければならなかったのですが、米粉を使うようになって、ふるいにかける作業は省けるようになりました。
ただ、ちょっとしたデコレーションのときにふるいが必要なときがあります。
最後の仕上げでココアパウダーをふるったり、ココナッツパウダーをふるったり。
こういうときは大きなふるいを使うほどでもない。
むしろ小さいほうが飛び散る心配もなくて使いやすい。
ここで金網つじの茶こしの出番です。

こんな感じ☟

お菓子作りの仕上げに粉糖をふりかけるようなレシピがたくさんありますが、私の場合は精製された砂糖は使いたくないので、ココナッツパウダーで代用しています。


スノーボールをつくるときも大活躍☟

クセもないし、茶こしでふるえばより細やかに。
長らく精製された砂糖は購入していません。

代用できるものは意外とたくさんある

こう考えるとまだまだポテンシャルを発揮できていない道具たちが眠っているんじゃないかと考えさせられます。
1つで2役、3役も活躍してくれる場所を見つけてあげられると、発見できた喜びを感じられるし、その道具により愛着がわくような気がします。
代用できるものを考えることで洗練された道具だけが残る。
物も減って片付けもしやすくなる。
より愛着を持って長く使えるようになる。
良い循環が自分のおうちの中で生まれていると思うと嬉しくなりますね。

また何か発見できたら記録していきたいと思います🌷


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