パジャマを変えたら寝つきがよくなった

今まで寝るときの服装なんてなんでもいいと思っていたし、なにもこだわりはありませんでした。
基本的には汚れや使用感で2軍落ちしたスウェットだったり、ゆったりめのパンツだったり。
元々素材にはこだわって、綿やリネンの天然素材のものしか買わないようにしているので、寝間着になったとしても違和感なく着用できていました。

ただ、年齢を重ねるにつれて睡眠の大切さが痛いほどわかるようになってきたことと同時に、「寝るときの服装が快適な睡眠の近道だ」という話を聞いて、少しずつ考えるようになりました。
(何で聞いたかは全く覚えていないのですが…笑)
眠くなって布団に入ったのになかなか寝付けなかったり、寝れたとしても途中で覚醒してしまったり。
寝ようとすればするほど目が覚めて眠れなくなって、あきらめてスマホを見てしまう。
そうするとまた眠れなくなって…という悪循環。
毎日ではありませんが、たまにそんな日がやってきます。

そこで寝るときの服装を考え直すことにしました。

お迎えしたパジャマ

思い返せば、今までの人生の中でパジャマを着た記憶がありません。
いつもスウェット生地の伸縮性のあるタイプのもので、部屋着でも寝間着でもどちらでも大丈夫なようなものばかり。
いろいろ考えた結果、寝るときのスイッチを入れやすかったり、日中しっかり着替える癖がつくような、生活でのON/OFFを切り替えやすいパジャマをお迎えすることにしました。
お恥ずかしながらこの年になってはじめてのパジャマデビューです。

お迎えしたものは、2022年に買って良かったものとしても紹介したこちらのパジャマ☟

「北欧、暮らしの道具店」で購入した綿100%のダブルガーゼパジャマ。
こちらの値段はなんと12100円…!!
寝るときの服装にこんなにお金をかけるべきなのか…?
めちゃくちゃ迷いましたが、パジャマデビューを飾るパジャマですから、少し奮発してでも良いものを、と思って試しに左側のブルーグレーを購入してみたんです。
そうしたらびっくり。
ほんとうに着心地が良くて、寝つきが良くなりました…!!
そして早くも翌月に洗い替え用としてもう1着購入してしまったわけです。

袖を通して1番驚いたことはその軽さ。
スウェットを着て寝ることが多かった私にとっては衝撃でした。
肌に触れる感じもふわふわで全くチクチク感はない。
薄めの生地なのかと思いきや保温性があるのであたたかい。
年中着られるパジャマだと思いました。

そしてデザインのこだわり。
袖もとにボタンがあると留め外しが面倒だと思うのですが、こちらはついていません。

ギャザーが入ったすてきなデザイン◎

そして1番のお気に入りは襟元。
冬の寒い時期は首が寒く感じることが多いです。
こちらは襟にボタンがついているので、襟を立てて首回りをあたためることもできちゃいます。

もちろん開襟スタイルも◎
普段は開襟して着用することが多いです。

「夜の時間がご褒美時間に変わるようなパジャマ」を目指してつくったんだとか。
そのコンセプトもまたすてきです。

ホテルのパジャマを着たら全く寝れない

先日ホテルに宿泊する機会があって、パジャマを持っていくかどうかで悩みました。
宿泊先の寝間着っていつも迷うんですよね…。
旅先では荷物を最小限にしたいので、そうすると寝間着を持っていかない方が身軽。
今回は荷物を持ったまま行動することも多そうだったし、ホテルにはルームウェアがあると記載があったので持っていくことをやめました。

ホテルに到着して、ルームウェアを確認してみるとワンピースタイプのものでした。
素材は書いていませんでしたが、おそらくポリエステルとかの化学繊維でしょう。
チクチク感はないけれど、重さがあることと、フリーサイズなので胸元が開きすぎていてサイズは合っておらず。
いつも思うのですが、ワンピースタイプの寝間着で寝るときって、寝ている間に裾が上に上がってこない方っているんでしょうか?
私はそれが気になって安心して眠れなくなることが多いです。
それが気にならない人向けの寝間着なんでしょうか…?
まあ私服を着て寝るよりは断然良いだろう、っていうことでありがたく備え付けのルームウェアをお借りすることに。

ただ、いざ寝てみると全然眠れないのです。
最初はベッドマットのせいかな?なんて思っていたのですが、ホテルのホームページにはベッドマットにはこだわっているようで、良いものを使用していると記載してありました。
横になった感じも身体に合っていないような嫌な感じは全くなく。
枕かな?なんて思ったのですが、今までホテルで枕が変わったから寝れないなんて繊細なタイプでもなかったんですよね。笑

じゃあ、やっぱりパジャマだ。
その答えにたどり着きました。
素材感もあるとは思いますが、1番私を苦しめたのはやっぱり「ワンピースタイプ」だったこと。
下に綿素材のタイツを履いていたのですが、寝ているとどうしても裾が上に上がってきて、布団の中で下半身丸出しに。
着る前からわかってはいたんだけれど、それがどうしてもストレスに。
旅館の着物タイプのものもはだけちゃうのが気になって、すごくストレスなんですよね…。
ホテルのルームウェアを借りるっていう時点で「ワンピースタイプではありませんように…」なんて願っていたんですが、だめでしたね。
そもそもホテルの概要欄にルームウェアの有無を記載してもらえるのはありがたいんですが、ちゃんと写真とか形も詳細に記載してほしいんですよね。
上下別れているタイプならまた違ったのかな、なんて。

そして最近同じホテルに泊まる機会があったので、ほんとうに寝付けなかったのはパジャマが原因なのか確かめるべく、今回はパジャマを持っていくことにしました。

そうしたら、すんなり寝れたんです。

やっぱりパジャマって大事みたいです。
私の仮説が正しかったことがここで証明されました。

少しいいパジャマを自分のご褒美に

やっぱりよく眠れた日は清々しい気持ちで起きられて気分も良いし、その日のパフォーマンスも上がる気がします。
最低でも7時間は眠るようにしたら、当たり前ですが日中眠くなることはないし、朝の時間をゆっくり過ごすことができるようになりました。
最近も21:30には寝て、5:00に起きる生活を続けています。

今まで朝ごはんなんて甘酒と豆乳を割ったものだったり、青汁だったり、ヨーグルトだったり、簡単に終わらせることがほとんどだったのですが、最近は和食をゆっくり噛みしめて食べるようにしています。
朝は胃が起きていないから食べない方が良いという方もいらっしゃいますが、東洋医学でいう「気滞」の人は食べたほうが良いそうです。
文字通り気が滞っている人。
気力がわかず、ハツラツとした1日が送れない人。
まだ朝ご飯を食べ始めてから日が浅いので、どんな変化が起きるか実験中です。
気になったことは実際に自分の身体で体験してみるしかないですからね。
合わなければやめればいい。
ただそれだけです。

パジャマを変えるだけで夜の時間だけでなく、朝の時間もゆっくり過ごすことができるようになって。
時間の使い方を考える良いきっかけになったように思います。
マットレスや枕を変えても寝つきが悪い方や、睡眠で悩んでいるけれどどれから変えたらいいかわからない方は、まずパジャマを変えてみるのもいいかもしれません。
マットレスや枕を変えることは結構大がかりだけれど、パジャマであれば気楽に取り掛かりやすいのではないでしょうか。
ぜひ、毎日がんばっている自分が夜にしっかり眠れるように。
自分へのご褒美として少し良いパジャマをお迎えしてみるのはいかがでしょうか🌷

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