1年半ぶりの転職活動/エージェントは使わない

8月中旬、上司に退職を告げていよいよ始動した転職活動。
今回で2回目の転職活動です。

とりあえずエージェントに登録

二度目となると容量もわかっているので、「どうにかなるだろう」「焦らなくてもいっか」って思ってしまって、なかなか本腰を入れる気になれず…。
とりあえず1つだけ転職エージェントには登録して、求人の情報収集だけしていました。
転職エージェントは1回目とは違うところに登録。
特別な理由はなくて、ただ何が違うのか試してみたかっただけ。
エージェントは何社にも登録してしまうと、メールやら電話やらの通知が嵐のようにやって来るのでおすすめしません。
1社に絞ってやり取りする方が情報が分散しなくて済むような気もします。

今は作業療法士として老人ホームで働いているのですが、次の職場としての候補は「病院・施設以外の場所」でした。
経験したことのない職場で働いた方が、いろいろな経験を積めて学びになるかな、と。
特に興味のある分野は、訪問リハビリと終末期。
訪問リハビリは前の職場でも経験していたのですが、仕事内容としては結構楽しかったな~と。
辛いことは猛暑と雨の日の自転車移動だったけれど、良い天気の日は心地よいサイクリングで息抜きになっていました☀

終末期は老人ホームで働いて、お看取りを経験してから興味を抱くようになったのです。
今まであまり人の死に直面した経験がなかったのですが、祖父が亡くなったり、担当していた方が亡くなったり。
「人って本当に死んじゃうんだな」って実感する出来事がこの1年半で急激に増えました。
そんな中で自分にできることって何だったんだろうって考える機会も多かったように思います。

転職先の条件

2つの職場を経験して、今の自分の価値観と照らし合わせてみた結果、転職先の条件として挙げたのは

・福利厚生が整っている(有給、保険、交通費支給など)
・カレンダー通りの勤務(年間休日120日以上)
・日勤業務のみ
・残業が少ない
・家から30分圏内
・月給が良い
・ボーナス年2回

とにかく休みがとれて、今よりも月給が良いところ。
上から順に優先順位が高いです。

訪問リハビリは給料は良いけれど、訪問先によっては終了時間が一定ではなかったり、自転車移動が大変だったりというところが気になるところ。
車の免許は持っているけれど、ペーパーゴールドドライバーなので車での訪問は無理です。笑
終末期は求人が少ないので、年始から働ける場所が見つかるかわからない。
どちらかというと訪問リハビリは経験済みなので、終末期を優先的に探していました。

ただ、驚くほどに求人がないのです。
エージェントから来る求人は訪問や施設のものばかり。
「私それ求めてないけど??」と思いながら見ては削除する日々が続きました。

結果から先にお伝えすると、結局エージェントからは必要な求人はもらえず、自分でネットで探して見つけた終末期の施設で働くことになりました。
求人を出しているエージェントから応募することもできたのですが、希望先の会社のホームページにも求人が載っていたので、ダイレクトに応募しちゃいました。
なぜなら、その方が就職キャンペーンでもらえる金額が高かったから。笑
就職して何ヶ月か働いたら貰えるそうです。
「このエージェントから応募したら〇万円キャッシュバック!」なんて謳い文句もありましたが、直接会社のホームページから応募する方がバックが大きかったです。
そりゃもらえる額は大きい方がいいですよね。笑

応募から面接まで

と、いうことではじめてエージェントを介さず、ホームページから直で応募することに。
応募用フォームに必要事項を入力して、後は面接採用担当者とメールで面接日程の取り決め。
日程次第だとは思いますが、私は応募した2週間後に面接をすることになりました。

元々リクルートスーツしか持っておらず、引っ越しを機に捨ててしまったので、それらしいものを実家から引っ張り出してもらいました。
1着ぐらいは持っておいた方が良いとは思うんですけどね。
なんせ普段着る機会が全くないもんで…。
とりあえず実家から借りたものは今もクローゼットに保管してあります。

履歴書や職務経歴書は当日持参だったので、面接日までに作成しました。
前回は手書きで作成したのですが、今後も使うのであればデータとして残しておいた方がいいかなって思って、今回はデジタルに変更。
その方が簡単だし、字のきれいさも気にしなくて済むから前回もそうしておけば良かった…。
私はここからダウンロードして作成しました☟

そしてもうひとつ必要だったものが証明写真。
はじめての転職で作った履歴書には、なんと5年前の証明写真を貼り付けました。笑
どうせバレないだろうって思ったことと、こんなことで落とされる会社ならこっちから願い下げだわっていう謎の強気モードで挑んだからです。
今回もそれでいいかな?なんて思ったんですが、ちょうど良いサイズがもうなかったことと、髪型が違いすぎてさすがに新しくした方がいいかな、と思ったので撮りに行くことに。
7年前くらいのものだったので、顔もそりゃ老けてるわな。
お金をかけずにスマホで撮影して印刷する方法なんかもあるみたいで色々調べたんですが、結局面倒くさくなって証明写真機で撮りました。
相変わらずあの機械で撮影するのは難しすぎますね。
準備ができていないまま撮影に入って、わけもわからないうちに印刷される感じ。
久々に撮るもんだから余計にそうなっちゃうんだろうなあ~。

提出物の準備が終わったら、あとは面接対策。
と言っても、特別用意することはありません。
とりあえず退職理由と転職理由だけをなんとなく考えて挑みました。
こういう場で話すことはわりと苦手じゃなくて、なぜか「どうにかなる」強気精神が発動するんですよね。
用意したことを話すよりも、その場で考えながら話している方が素の自分を見てもらえるかな~なんて思ったり。
お互い初対面の場所だと、「どう思われてもいいや」って思えるのか、あまり緊張することもないのです。
自分でもなんでこういうモードになるのか謎です。
初対面の人と話すことが意外と得意なんだと最近気づきました。

面接当日

さあ、いざ面接だ!と意気込んで会社に行ったのですが、「今日はZOOMでの面接になります」と言われました。
え??会社まで来てZOOMなんてあるんだ…って思いました…。
家で良かったんじゃないだろうか…。
という疑問を胸に、はじめてのZOOM面接を体験したのです。笑

面接自体は30分くらい。
過去の仕事のことやどうして辞めようと思ったのか、どうしてこの会社を選んだのか。
そんな質問に素直に答えました。
「どうして辞めようと思ったのか」については、自分のスキルアップのためということに加えて、カレンダー通りの休みの方が自分に合っていると思ったことも正直に伝えました。
質問が終わったら、その後は会社の概要について説明していただいて。
そして1週間後にメールにて採用・不採用の連絡が入るそう。

結局悩む

そんなわけで、1週間後にメールで採用通知をいただきました。
ただ、面接を受けてからの1週間、そこで決めて良いものなのか、結構悩みました…。
というのも仕事内容があまりイメージが沸きづらかったり、リハ職が1名体制になることを聞いて、ちょっと心配に…。
ただ他を探しても終末期の求人なんて見つからなかったし(エージェントを変えたら良かったのかもしれないけれど)、また面接する気も起きなかったし。
お金さえあればすぐに働かなくても、もう少し休んでから再始動する形も取れたのかもしれないけれど、そこまでの余裕はなく。
こういう時、過食で食費に散財している自分を責めますね。
もっと良い使い道があるだろ!って過去も今の自分も叱責したくなります。
ただ過ぎてしまったことはしょうがない。
お金がないなら働くしかありません。
それに悩んでいても、職場なんて実際に行ってみないとわからない。
行く前に悩んでいたってなにも始まらないから、始めてみるしかない。
そう言い聞かせて、採用を受けることにしました。

エージェントを使うか、使わないかの違い

今回はじめてエージェントを介さずに採用通知をいただきましたが、特に面倒に感じるようなことはありませんでした。
自分に合う求人やネットに出ていない求人を紹介してもらえることが、エージェントを使うメリットの1つだと思うのですが、残念ながら今回はそう感じることはなかったかな。
確かに会社と直接メールでやり取りする必要はあるけれど、面接日程や採用・不採用の通知に対して返信するだけ。
エージェントからの情報があまりもらえないのであれば、自分で応募してしまった方が事がスムーズに運ぶような気さえしました。

ただ今回の場合は、最初のエージェント選びで失敗したような気もします。
前回と同じエージェントにしていれば変わっていたかもしれないけれど、結局紹介された職場で1年半しか続いていませんからね。笑
そう思うと、やっぱりどんなに良い求人を紹介してもらえたとしても、働いてみないと実際のところはわからないのだと思います。
だったら、私みたいにキャッシュバックとかの金額次第で決めても良いんじゃないかとも思うのです。笑
色んな情報と選択肢があるから迷ってしまうけれど、案外なにを選択しても同じ結果になるような気もします。

今の心境

今の職場も残すところあと1ヶ月程度。
嬉しいような、寂しいような。
やり残したことがないように、なるべく残った人たちの負担が増えないように、精いっぱい力を尽くしてやめたいと思います。

わりと清々しい気持ちではあるのですが、1つ気になっていることが退職時の挨拶回りが必要かどうか。
前の記事にも書いたように、ちょっと古風な考え方が残っている会社なので、最終日に各部署に手土産を持って挨拶をして回る文化が根付いているんですが、、、これって必要…??
自分の部署にだけ挨拶して、ひっそり辞めていきたいんですが、だめなのかしら…??
辞めた後に何を言われようと構わないので、今のところは挨拶せずにしれっと帰ろうと思っています。←
長年勤めたわけじゃないしね…1年半だしね…。
ただ最終日が近づくにつれ、挨拶しなきゃいけない圧力に負けてやっている可能性もあるな~なんて思ったり。笑
とりあえず、今のところ気がかりはそれだけです。

わりとそういう人間関係はあっさりしているタイプなので、前回も退職日に職場で作った不要なグループラインは一斉に抜けました。笑
退職した人が残っているとまた新しくグループを作らなきゃいけなかったりで、それも面倒かな~と思って。
残った人たちへの優しさでもあるんですよってことで。笑
今回も仕事で使っているチャットやLINEのグループは最終日に全部抜けるつもり。
それできれいさっぱりお別れしようと思います。
連絡取りたい人は個人でLINE登録しているからじゅうぶんなのです。

今1番の楽しみは12月の有給を使って、初めてのヨーロッパ旅行(フランス・ドイツ)に行くこと!
有給が取りやすくて、最後に一気に使えることは今の職場の良いところ。
旅行についてはまた改めて書きたいと思います🌷
他の12月の過ごし方も考えておかないとな~!
仕事を始めてから1ヶ月近く休めることなんてなかったから、心の底からわくわくしています!
楽しみがあるってやっぱりいいね。

今年もあと2ヶ月を切りました。
とりあえず次の仕事が決まってほっと一息。
一仕事終えた気分です。
来年にやり残したことを繰り越さないように、今から少しずつ晴れやかな気持ちで年越しする準備を一緒に進めていきましょう◎

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